2017.02.20
入れ歯とは何か?
広島にお住まいの方も、広島以外の方でも是非読んでいただきたい記事です。
今回は、『入れ歯とは何か?』について執筆したいと思います。
義歯と言うのは広義では自分の歯では無いものをすべてさします。例えば義手、義足、義眼など、身体の一部を失った時に補うものは日本語では同じ方法で表されますので固定式のブリッジや入れ歯、インプラントも義歯と言う事になります。
ですが、一般的には固定式のブリッジなどは入れ歯とは区別されています。つまり両脇の歯を削って橋渡しの様にかぶせものをつなげて作って接着剤で固定してしまうものをブリッジ、歯はほとんど削らずに歯に金具等をかけて自分で取り外して洗う必要が有るものを入れ歯と言って区別している事がほとんどです。広島にある当院でも同じ区別です。
歯を失った本数が少ない場合はブリッジで治療が可能ですが、失った本数が多くなるとブリッジでは土台となる歯にかかる負担が大きくなりすぎるので作成出来なくなります。そうなると選択肢は入れ歯しか無くなる訳です。
歯を最初に失ったときの選択肢は、どこの国に行っても、どの歯科医院でも、広島でも4種類しか有りません。
1)何もしない、2)入れ歯、3)ブリッジ、4)インプラントです。
1)の何もしない、と言うのは乱暴にも思えますが、実際は何もしなくても良いケースも存在します。ただし多くの場合、何もしないと両脇の歯や、かみ合わせの歯が移動して歯並びやかみ合わせに悪影響を及ぼします。
2)の入れ歯はさすがに1本だけ失った場合、選択する方は少ないです。
3)のブリッジは現在の日本では保険診療で治療が可能な事もあって選択される方多いです。ただ、場合によってはその為だけに両脇の歯を削る必要が有るためのこった歯を保護すると言う意味ではあまり良い選択ではないかも知れません。
4)インプラントは残っている歯に全く負担をかける事無く新しい歯を手に入れる事が出来るため、現在では主流の方法となっています。
これらすべての方法が、いわゆる義歯に相当しますが、義歯のうち入れ歯と言うのは一般的には取り外して使うタイプのものをさしている事が多いです。
広島にお住まいの方、広島以外の方でもご不明点やお悩みなどお気軽に当院へご相談ください。